約 122,547 件
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau2/pages/1404.html
前 ゆっくりれいむ一向は一刻も早くこの悪夢から抜け出すために森を進んだ。 「ねえ、おかあさん…」 「ゆ、どうしたの?」 多少急ぎながら一家の先頭を今しがたれいむの事をかばった子れいむが小声で耳打ちした。 この子れいむは次女で、今この場に居るれいむ達の中ではれいむに続いて最年長である。 とても賢く仲間思いで聡明で、れいむはまりさの生き写しのように感じて今では特に寵愛している子どもだった。 「どうして…れいむのいもうとはころされたのかな…」 子れいむの顔は餡の気が引いたかのように青かった。 れいむはその質問にごくりと唾を飲んだ。 そして少し考え込んでから慎重に言葉を選びつつ言った。 「…きっとにんげんがやったにちがいないよ、まりさだってにんげんにあんなふうに殺されて…」 「どうしてこんなところににんげんがいるの?ここはにんげんもめったにはいってこないところだってれいむしってるよ…!」 子どもから出た思わぬ反論に再び考え込んでかられいむは言う。 「ことしのふゆはたべものがすくないからにんげんもここまできてさがしに」 「じゃあなんでれいむのいもうとはたべられずにつるされていたの!?」 「…!」 やはりこの子は聡明だとれいむは思った。 ただ、子どもだからか少し安易に確信を突き過ぎる。 「…へんなこときいてごめんね、おかあさん」 沈黙。 重苦しい空気が二人の間を支配した。 「……」 れいむの中を誰がれいむの子どもを殺したのかという疑問が繰り返される。 やはりさっき子れいむと話し合った通り里の人間がわざわざ魔法の森の奥まで来てあの子を殺したという線は薄いように感じた。 かといって虫たちにはあんな殺し方が出来るとは思えない。 まず蔓が結ぶことが出来ないではないか。 森の動物達だって同じだ。 ならば、この辺りをうろついていた別のゆっくりがれいむの子どもを殺したのだろうか。 確かにこの辺りなら、たとえば永夜緩居を目指す他のゆっくりが居る可能性も無くは無い。 だがそれでは動機が全くわからなかった。 ぐるぐると思考が同じところを同道巡りする。 ふと、れいむはひょっとして永夜緩居に居る虫以外の何者かがれいむ達を追ってきて 永夜緩居の秘密を守るために皆殺しにしようとしているのではないかと考えた。 あの場所の異常さはその考えをあらゆる意味で肯定しているように思われた。 そんなふうに思索に耽りながられいむは先に進んでしまった。 そしてれいむは再び自分の不注意で子どもを失うことになった。 巧妙に枯葉で隠された落とし穴がれいむ達の前で口を広げて待っていたのだ。 「ゆ!?」 「ゆああああああああああ!?」 「びっくりー!?」 「ゆ…みんな!大丈夫!?」 それは落とし穴というよりも既にあった大きなくぼみを少し掘り下げて木の枝と枯葉でカモフラージュしたものだった。 れいむは慌てて辺りを見回す。 枯葉にまみれて誰がどこに居るのかすぐに把握できない。 そんな状況がれいむを急激に不安にさせた。 「はやくみんなあつまってね!」 枯葉の下から一匹二匹と子れいむ達が這い出してきた。 すぐにれいむは子どもの数を数える。 「ひとつ…ふたつ…みっつ…みっつ…みっつぅ……!」 四匹居たはずの子どもが三匹に減ってしまっていた。 「でてきてええええええええええ!はやくでてきてえええええ!」 「おねえぢゃあああああん!おねえぢゃあああああああああん!」 「みんな!おねえちゃんからはなれちゃだめだよ!ゆっくりさがすよ!」 子れいむ達は一番上になった子れいむを中心に居なくなった子れいむを探し始めた。 一方のれいむの表情は暗く、覇気が無かった。 れいむの経験が深いことが子ども達よりはるかに子れいむの生存が絶望的なことを知らせていた。 頭を切り替えて先頭に立って探さなくてはならないはずがどうしても切り替えることが出来なかった。 「まりさ…たすけて…ゆっくりできないよまりさ…」 れいむはうわ言のようにつぶやいた。 まりさの忘れ形見である子ども達の数が着々と減っていくことにれいむは心から恐怖した。 まりさの命は人間の手で惨たらしく奪われた。 数の増えた子ども達のためにまりさとの思い出の家も捨ててしまった。 まりさの大事な帽子は人間の手で汚されつくした。 この上でまりさとの間に遺した子ども達まで居なくなったら、れいむの周りからまりさの遺したものは全て消え去ってしまうのだ。 その時、まりさはきっと本当の意味でれいむの所から永遠に離れていってしまう。 そのことをれいむは本当に怖れた。 「ああああああ!おねえぢゃあああああああん!じっがりじでえええええええ!!!」 「ゆ!まだ、まだいきてるよ!ゆっくりおさえてね!」 「ゆ!?」 まだ消えた子れいむが見つかった上にまだ生きているという言葉を聴いてれいむははっと顔を上げた。 れいむはさっきまでとは別人のようにはっきりした表情ですぐさま子れいむの様子を見に走った。 「ゅう…ぃ…だ…ぃょぉ…」 子れいむには木の枝が刺さっていた。 即興ながら明らかに加工された跡がある。 何者かが子れいむを攫ってこれで突き刺したのだ。 しかし幸いゆっくりは鋭い物に突き刺されるのには強かった。 貫通はするが致命傷に至りづらいのだ。 多少傷口は大きいが枝を抜いて葉っぱで傷口を押さえれば充分治る傷だった。 「ゆ、しっかり押さえててね!」 れいむは子れいむ達に体を抑えさせると木の枝を口で咥えて思い切り引き抜いた。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 凄まじい断末魔と共に引き抜いた傷口が大きく開き、目を見開いた子れいむの体から餡子が大量に飛び散った。 れいむは目を白黒させてそれを見つめた。 さっきまであんなに小さかった傷のあった場所に明らかに致命傷レベルの大きな傷口が開いていた。 木の枝を見る。 その先端には草や蔦で器用に結び付けられた大きな『返し』が付いていた。 「ゆ、ゆうううううううううううううううううううう!?」 れいむには全てが理解できた。 刺す時に返しの部分を開かないように押さえて突き刺し、『返し』の部分が全て入ったら返しを押さえていた蔓か何かを 引っ張ってはずす、これで子れいむの体内で『返し』が大きく開く。 後はそのまま木の枝を引き抜けばごらんの通りだ。 「お、おかあさんがれいむのおねえぢゃんをごろじだああああ!!!!」 「どおじでごんなごどずるのおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」 「ち、違う、違うのおおこれはじこな゛のおおおおおおお!!!!」 下の子ども二匹はありのままを見て受け取り、その結果れいむが子れいむを殺したと理解した。 「じこだろうとなんだろうとおかあさんがころしたんだよ! このこごろしれいむ!おまえなんかおかあさんじゃないよ!」 子れいむは子どもらしくれいむに率直で辛辣で残酷な言葉を投げかける。 「ゆぎゃあああああああああ!?やべでえええええええええ!!!」 まりさの遺した子ども達に罵倒されることはれいむにとってまりさから罵倒されることに等しかった。 それは深く深くれいむの心を傷つけた。 母としてのれいむの世界が壊れ始めた。 母としての誇り、子どもを愛し大事にしているという自負、それらが音を立てて崩れ去っていった。 れいむは段々と母からただのれいむになっていく自分を感じていた。 「やめでよおおおおお!わ゛るいどはれ゛いむのいも゛う゛どにごれをざじだやづだよ! わだじだぢあんな゛にゆっぐりじでだがぞぐだっだじゃだいどおおおお! おがあざんをきずづげるようなごどいわ゛ないでええええええええええええ!!!」 ある程度れいむのやったことが過失だと理解できる現・一番上の子れいむだけがれいむを庇った。 しかし事実までは覆せず、また過失を理解させるだけの力も子れいむにはなかった。 「こんなくずとはゆっくりできないよ!きっとさいしょにころされたおねえちゃんもこいつがやったにちがいないよ! れいむたちもいっしょにいたらころされちゃうよ!」 「れいむたちはれいむたちでかってにおうちにかえるよ! ゆっくりごろしはじぶんもゆっくりしね!」 ペッとれいむに唾を吐きかけるとそのまま森のどこかへと消えていった。 「違う…違うの…れいむじゃないの…れいむはやってないの…まりさ…まりさはしんじてくれるよね…まりさ…まりさ…」 れいむはもはや追いかけもせずにただただ焦燥しきってうわ言をつぶやくばかりだった。 「おかあさん、れいむはわかってるからね はやくれいむのいもうとたちもみつけてなかなおりしてみんなでゆっくりしようね…」 焦燥しきったれいむをなんとか子れいむが慰めながら、れいむ達は弱弱しく先に進んだ。 れいむは今もうわ言をつぶやきながらも子れいむに従って歩いていた。 そうやって居るうちにれいむの意識も段々とはっきりしてきた。 れいむは落ち着いて、再び生き残ることを考え始めた。 もう二度と同じミスはしない、そう思って周りに危険なものは無いか神経を集中する。 さっきのようにトラップにかかっては生きて帰れる保障はもうない。 その時、びゅんという風を切る音がれいむの耳に届いた。 「あぶない!」 「ゆ!?」 ドンっ、とれいむは子れいむを突き飛ばしてこちらに飛来する二つの謎の物体を避けた。 その物体はブランコのように弧を描いて木にぶつかるとベチャ、グチャっとなって木の幹に黒い染みを作った。 それが何か理解するのには少し時間が掛かった。 蔓で吊るされたそれが再びこちらに戻ってきてやっと理解する。 「れいむのこどもがあああああああああああああああああああ!?」 「いやああああああああああああああああああ!!!?」 それは蔓に結び付けられたさっきれいむの下を離れた子ども達二人だった。 ぐちゃぐちゃになったれいむの子どもが蔓に結ばれてゆっくり揺れながられいむの顔にべちゃりとくっついた。 甘い餡子の香りがした。 「ゆ゛…ゆっぐぅううううううううううううううううううううう…!!!」 れいむは咽び泣いた。 遂に子どもはあと一人を残すのみとなった。 れいむとまりさの一番大事な絆である子ども達が居なくなってまりさのことがとてもとても遠くに感じられた。 もうれいむの心はボロボロのゴミクズの様になってしまっていた。 「おかあさん…げんき、だしてね れいむはずっといっしょにいるからね ぜったいにおかあさんのそばからいなくならないからね」 子れいむが自分も辛いだろうにれいむのことを慰めた。 思えばこの子は本当にまりさの生き写しだとれいむは思った。 聡明で、仲間思いで、やさしく、相手の心をわかり、人のことをかばえて そして、誰よりもれいむのことを愛してくれた。 「ゆぅ…そっかぁ…ゆふ…ゆふふふふ…」 「おかあさん?どうしたの?げんきでたの?」 『 』がれいむの顔を覗き込んだ。 「ずっといっしょにいてくれたんだね、まりさ」 「まりさは死んでなんか居なかったずっとれいむのそばにいてゆっくりしてくれてたんだね まりされいむもまりさのこと愛してるごめんねきづかなくてごめんねもうはなさないからね」 「おかあ…さん…?なにをいっているの?」 「そうだまりさいったよふゆをこしたらもう一人くらいあかちゃんをつくろうって まだふゆまえだけどれいむとまりさの子どもは居なくなっちゃったからいまからにんっしんさせてあげるねまりさあああああああああああああ!!!」 「!?いやあああああああああああああああああ!?」 恋人、子ども、次々と大切な人を奪われ心からゆっくりを失ったれいむの心は壊れた。 壊れたれむが求めるのはまりさただ一人だった。 れいむが子れいむともう一度ゆっくりをするために前から力づくで圧し掛かった。 れいむの目はもはや尋常ならざる光を宿していた。 興奮したれいむの碌に洗う暇も無くて汚れきった体を餡汁が瞬く間にねちょねちょにした。 「はぁはぁはぁ…まりさぁああ!れいむきもちいいよおおおおお!!」 「れ゛い゛む゛はま゛り゛さ゛じゃだいよおお!!おがあざんやべでえええ!!!」 子れいむにはれいむが何故こんな行為に及ぶのか理解できなかった。 行為の意味自体は知っていた、しかしだからこそ親子でこんな行為をしていいはずがないと思う倫理観が子れいむにはあった。 そんな子れいむの気持ちを無視してれいむは餡子汁と泥でべたべたになった体を偏執的なまでに子れいむにこすり付けた。 「やだやだやだあああ!!!」 子れいむは必死に体を振ってイヤイヤをするが子どもの体では体格の大きい大人のれいむを振り払うことは出来ない。 れいむは子れいむの口から底にかけてをぺろぺろと丹念に舐め始めた。 「まりさ…まりさのまむまむぅ…!」 「ぞんな゛どごなめぢゃだめな゛のおおお!!」 嫌がる子れいむだったがその底付近からは餡子汁がだんだんと漏れ始め 息を荒くして顔を赤く染めていた。 「ゆぇっぷにゅう!?」 「むちゅ…んっちゅぅ…」 吐き気を催して思わず開いた口にれいむの舌がぬるりと進入した。 れいむはじゅるじゅると餡唾を飲みながらさらに体をゆすり頬と頬をこすりつけ合わせる。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ…」 「ずぎゅ、ずっぎむぢゅぅぢだぐだいどに゛ぶっぢゅうううう!!!」 すっきりしたくないという子れいむの意思とは裏腹に二人の快感は高まっていった。 「すっきりー!」 「すっきりー!」 そして二人は絶頂を迎えた。 「まりさ、もういくよ もっとすっきりしたいけどここはゆっくりできないばしょだからはやくいかないと」 「………どう…じで…」 子れいむはれいむに引っ張られるまま虚ろな瞳で空を見つめていた。 その時ドン、と音がしたかと思うとれいむの体を蔓で編んだネットが捕らえていた。 子れいむは呆然とその光景を眺めていた。 「ゆ!?なにするの?ゆっくりでれないよ、はやくだして!」 「ゆっくりできないゆっくりになっちゃったみたいだね、れいむ」 二人の行為をずっと隠れ見ていたのか茂みの奥から黒い影が現れた。 黒い帽子に金髪の髪、その姿はれいむの思い描くまりさと瓜二つだったが決定的に何かが違った。 「ゴミクズ…」 そう、それは永夜緩居で死んだはずのゆっくりまりさのゴミクズだった。 「まりさにはじちょうしてねっていってたくせにはげしいすっきりだったね」 「うるさいよ!れいむはまりさといっぱいかわいいあかちゃんつくるんだよ! それをかってにみてるえっちなゴミクズのほうがゆっくりできてないよ! ゴミクズはゆっくりでていってね!」 れいむは行為を盗み見されたことに怒ってまりさを口汚く罵った。 「ふーん、まあどうでもいいよ、まりさはぱちゅりーのかたきをうつだけだから」 その言葉を聞いてれいむははっとした。 こいつが、れいむ達を付回してれいむとまりさの子ども達を殺していたのだと気付いた。 それもぱちゅりーが死んでしまったという八つ当たりに等しい理由でだ。 「ゴミクズぅぅぅぅぅううう!!よ゛ぐもれ゛いむ゛とま゛り゛さ゛のこども゛ぉををおおおおおおお!!!」 れいむはネットの中で暴れるが皮が痛むばかりでネットは自力では外せそうになかった。 「れいむ、わるいけどこっちにゆっくりきてね」 「ゆ…」 そう言うとまりさは子れいむのリボンを咥えるとそれを手綱の様に引っ張って子れいむを傍らに寄せた。 子れいむは何も反抗しようとしなかった。 「れ゛い゛む゛の゛ま゛りざにざわ゛ら゛な゛いでねええええええええええええええええ!!!!」 まりさに連れて行かれるということがどういうことなのか、れいむにははっきりとわかっていた。 れいむは餡子汁を顔中から垂れ流して懇願したが子れいむでさえその言葉を聞き入れようとはしなかった。 まりさは憐れそうにれいむの方を見ると隠し持っていた先を尖らせた木の枝をぺっと吐き出してれいむの方に投げた。 「子れいむをたすけたかったらそれであみをきっておってきてね」 そう言うとまりさは茂みの奥へと消えていった。 れいむがネットを切り裂いてまりさ達を追った先には枯葉の絨毯が敷き詰められた少し開けた場所があった。 「ゴミクズ…」 れいむは憎しみの全てをこめてまりさをそう呼んだ。 「ひさしぶり、ゆっくりしていってねれいむ」 まりさの瞳には最初に会ったときのような光は無くただただドブ川のようにどす黒いものが渦巻いていた。 「まりさを…わたしのまりさをどこにやったの?」 れいむは辺りを見回しながら言った。 まりさは怪訝な顔をした。 「あれはまりさじゃなくてれいむだよ まあそれはどうでもいいよ、れいむがまりさをころせたらおしえてあげるよ ぱちゅりーをころしたときみたいにやればかんたんだよね?」 その恨みったらしい言い草にれいむは苛立った。 「まだそんなことをいっているの、このゴミクズが れいむ達は…だれよりもいきるためにいっしょうけんめいだったのに… そんなりゆうでみんなをころしたんだね やっぱりおまえはゴミクズだよ!ゆっくりできないゴミクズだよ!!」 れいむは最大限の侮蔑と軽蔑をこめて吐き捨てた。 まりさはこれ以上の言い争いは無駄だというかのようにれいむに向かってきのこを投げた。 「そのきのこはもうどくで、ぺろぺろしただけでもゆっくりできなくなるよ さっきわたしたきのえだのさきにさしてぬけば…わかるよね」 れいむはまりさの方から目は離さずに念のために持ってきていたその枝をきのこに刺した。 まりさも同じように木の枝を取り出してきのこに突き刺す。 数瞬の沈黙があった後両者は同時に木の枝をきのこから抜いて、それが開始の合図となった。 「ゆっおおおおお!!!」 口に咥えた木の枝でれいむは勇猛果敢にまりさに向かって突きを繰り出す。 まりさはあとずさりながら突きを受け流し防戦に徹した。 木の枝が空を斬りお互いの間の空間が歪んだように見えた。 死闘は続いたが、まりさはろくに反撃も出来ないままで葉っぱで埋まった木の洞の前に追い詰められた。 「もうにげられないよおおおおおおおおお!!!」 「……」 「ゆっくり、しねえええええええええ!!!」 これで終わりだとばかりにれいむは木の枝を引くとまりさに向かって必殺の突きを繰り出した。 『ゆぐぅ!?』 ブスリ、と木の枝がまりさを貫通してまりさは木の洞の中に押し込まれた。 「はぁ…はぁ…」 確かすぎる手ごたえを感じてれいむは木の枝を口から離した。 「はやく…はやくれいむのまりさのばしょをおしえてね!」 れいむの問いにまりさはにやりと笑うと目で後ろを指し示した。 れいむの中を悪寒が走った。 確かすぎる手ごたえ、れいむには最悪の予想が見えてしまった。 れいむは慌ててまりさを退かす、刺さっていた木の枝がボキンと折れた。 舌を使って洞の中の木の葉を掻き分ける。 そのすぐ下に、まりさを貫通した木の枝に刺された子れいむが居た。 「あ、あああ…」 れいむは愕然としてその姿を見つめた。 小さなからだの子れいむは致死性の毒が周り次の瞬間には死んでしまうであろうことは明らかだった。 「ぉかぁ…さ…ん…」 「まりさあああああああああああああああああああああああ!?」 子れいむの頬を涙が伝ったかと思うと子れいむは息を引き取った。 「ゆ…ゆふふふふふっふふふふふふうふ…」 れいむは笑い出した。 遂にまりさとの繋がりは完全に断たれ、一人ぼっちになったのだ。 もうれいむには何のために生きて良いのかわからなかった。 「どう、だった…まりさのしかけ…」 まりさは持ち前の体力で毒の効果からなんとか持たせているようだったが死は時間の問題だった。 それを理解した上で遺言のようにうわ言をつぶやく。 「さいしょにつるしたこどもも、つるでくちをしばっておしゃべりもできなくしてあったけど、いきてたんだよ しんだのは、れいむがつるをきってから…」 まりさはれいむにたいしてこの上なく恐ろしいことを言い出した。 れいむはピタリと笑うのをやめて青ざめてまりさの言葉を聴いた。 「つぎのこは、れいむのみてたとおり れいむにむかってなげたふたりも、ちゃんといきてたんだよ… れいむが、うけとめてあげてたらしななかったのにね…」 れいむは諤諤と震えだす。 「そのこは、だれがみてもかんたんだよね」 まりさは木の洞の中の子れいむを見た。 「れいむがころしたんだよ」 「も゛う゛やべでえええええええええええ!!!!」 遂に耐え切れなくなったれいむは半狂乱で悲鳴を上げる。 れいむの目からは餡子がそのまま流れ出していた。 人で言うなら血涙であろうか。 「ぱちゅりーだけれいむにころされるなんてゆるせない、だから、だからみんなれいむにゴフッ! ころさせてやったんだよ!ざまあみてね!まりさがゴミクズなら、こどもをぜんぶころしちゃったれいむはもっとゴミクズだよ! うふふふふふふふふふふふふふふ…」 「うわああああああああああ!!!!」 れいむは木の枝を咥えるとまりさに向かって突き刺した。 「ゆぐっ…、うふふ…、やっぱり、こんなことしてもぱちゅりーはわらってくれないね…」 まりさは餡子を吐きながら、空を見つめていた。 きっとその先にはぱちゅりーが見えているのだろう、死の淵にあって穏やかな顔をしていた。 「ゆっくりできなくて、ごめんね…」 とてもすまなそうにそう言うとまりさは息を引き取った。 「れいむが…れいむが子どもを…れいむが…れいむが…れいむが…まりさ…まりさ…まりさが…」 れいむは、自らまりさとの繋がりを全て断ってしまったことに気付かされ、その罪深さに絶望に打ちひしがれた。 「う゛わ゛あああああああ!ま゛りさ!いっじょにゆ゛っくりし゛てよ゛おおおおおお!まり゛さ゛ああ゛あああ゛あ゛ああ!! ゆ゛あああああわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!! ま゛り゛ざあああああああ!!!ゆ゛ぎゃあああああああああああ!ゆ゛ぎゃあああああああああ!!!!」 れいむは木の幹に向かって何度も何度もぶつかった。 そのうちに頭からは餡子が流れだし、口許にまでとろりと流れた。 その時、自分の命の味を味わいながられいむはふと気付いた。 「そうだ…まりさ…まりさはまだいる…」 それに気付き、れいむは笑い出した。 「れいむ!れいむがいるよ!まりさがいのちをかけてまもってくれたれいむがいるよ! れいむのいのちがなくならないならまりさともずっとつながってる! やったよ!やったよまりさ!あははははは!いっしょにゆっくりしようね!ゆっくりしようね!」 れいむはけたたましく笑い続けた。 もはや支離滅裂の狂気の理論としか言いようが無いが実際れいむは狂っているのだからしかたの無いことだった。 ただ、そのけたたましい笑い声は永夜緩居から追ってきた物を呼び覚ましてしまった。 「ゴミクズ!ぱちゅりーはわらってくれなかったんだってね!ざまあみろ!れいむのまりさはわらってくれたよ! やっぱりおまえがゴミクズ」 れいむがまりさの顔を覗き込んで勝利宣言をしている最中、まりさの頬がぐぐっと膨らんだ。 「ゆ?」 れいむが不思議に思ってそこを覗き込むと頬を突き破り、何かが現れてれいむの体を突き刺した。 「ゆぎゅぅぅぅう!?な゛ん゛な゛の゛おおおお!?ゆっぐりでぎだよおおお!?」 それはまりさの体の中にずっと潜んでいたカブト虫だった。 永夜緩居を出る時からずっとまりさの体の中に住んでいたのだ。 そんな習性はカブト虫には無いが、永夜緩居の狂った虫達は一匹たりとも永夜緩居から獲物を逃すつもりはなかった。 カブト虫は、その角でれいむの体を抉りながら甘い餡汁をぺろぺろと舐めた。 「やべ、やべでええええ!!!」 まりさの頬からは次々とカブト虫が現れ、れいむの体を抉っていった。 抵抗しようにもここまで戦い続けてきたれいむにはもはや抗う力など残っていなかった。 ただただゆっくりと食べられていくだけである。 「やべでえええ!!!れ゛い゛む゛ばっ!れ゛い゛む゛ばいぎなぎゃだめなのおお!! れ゛い゛む゛がぢんだらま゛り゛ざがああ!!!ま゛り゛ざがいなぐなっぢゃううううう!!! やべでええええ!れ゛い゛む゛ぢんだらだめ゛な゛の゛にいいいい!!! ま゛り゛ざま゛り゛ざあああああああああああ!!!!」 れいむの断末魔が森に木霊する。 新たに生きる意味を見つけたばかりでれいむはゆっくりと食べられ死んでいった。 いっそ新たに生きる意味を見つけずに後ろからカブト虫に突き刺されて 殺されていたらこうも無念を感じることはなかっただろうに無残なことだ。 これで、この度永夜緩居に挑んだものは全て永夜緩居に呑まれた。 永夜緩居の秘密を漏らす者は無し。 永夜緩居― ゴミクズ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/soulpots6/pages/654.html
配置 調停者(戦場の調停者)機壊犬サテライトボクサーズ 模擬戦場に干渉するもの(戦場の干渉者)ドロかぶりヒメサマバッタ ダマシウチナマケモノ 鉄毬錆雲丹スパイクトラップ 撃墜魚サジタリウスフィッシュ ゲリラカイトマンタ 水草外套メイサイワニ スターヘッドヴァルチャー サバイバルゼミ 閃火蟲レッドファイアフライ雑感 配置 ドロかぶりヒメサマバッタ 2 3 サバイバルゼミ ダマシウチナマケモノ 6 水草外套メイサイワニ 8 鉄毬錆雲丹スパイクトラップ 撃墜魚サジタリウスフィッシュ 11 12 機壊犬サテライトボクサーズ(ボス) 13 ゲリラカイトマンタ スターヘッドヴァルチャー 閃火蟲レッドファイアフライ ※-:出現しないマス 調停者(戦場の調停者) 機壊犬サテライトボクサーズ 種族 無機 属性 星 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 星+~ 魔撃 3.5 スキル 隕鉄加工弾シューティングボックス 鉄星+~ 魔撃 3.5 敵単 ダメージ スキル 重箱打上メテオドッグス 星+~ 魔撃 3.5 敵× ダメージ ガード 未確認 その他 ※(ロッドor本)所持 模擬戦場に干渉するもの(戦場の干渉者) ドロかぶりヒメサマバッタ 種族 蟲 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 突撃 1.5 混乱追加 スキル 飛跳舞姫ドロマツリ 地+~ 突撃 1.5 敵円 ダメージ ガード 未確認 その他 混乱抵抗 自身 オープニング時、混乱抵抗*5を付与 ※(細剣)所持 ダマシウチナマケモノ 種族 獣 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 斬撃 1.5 スキル ウソナマケ騙し討ち 無 斬撃 1.5 敵単 ダメージ ガード カウンタ 直接 確率で反撃 その他 ※(長剣or刀or魔法剣)所持 鉄毬錆雲丹スパイクトラップ 種族 甲殻 属性 鉄 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 鉄+~ 打撃 1.5 スキル 錆鉄釘刺スパイクトラップ 鉄+~ 打撃 1.5 敵列 ダメージ腐食追加 ガード ブロッキング 直接 ダメージ軽減 その他 ※錆毬斧テツウニスパイク(戦斧/鉄/鉄24%)所持 撃墜魚サジタリウスフィッシュ 種族 魚 属性 星 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 星+~ 射撃 2.5 スキル シューティングマッドスター 地星+~ 射撃 2.5 敵単 ダメージ ガード 未確認 その他 ※水宙銃ブルーサジタリウス(銃/星/星24%)所持 ゲリラカイトマンタ 種族 魚 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 爆撃 2.5 敵× スロウ追加 スキル 透明水泡爆撃 水+~ 爆撃 2.5 敵広 ダメージ混乱追加 ガード マイティガード 全 ダメージ軽減 その他 スロウ抵抗 自身 オープニング時、スロウ抵抗*4を付与 ※(爆弾)所持 水草外套メイサイワニ 種族 爬虫 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 魔撃 3.0 スキル 水草ホールドファング 水命+~ 魔撃 3.0 敵単 ダメージ ガード マジックカウンタ 魔法 確率で反撃 その他 ※水草編毬(水晶)所持 スターヘッドヴァルチャー 種族 鳥 属性 星 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 星+~ 神撃 2.5 恐怖追加 スキル 星刻頭突メテオダイブ 星+~ 神撃 2.5 敵十 ダメージスタン追加 ガード ディフレクト 直接 確率で回避 その他 恐怖抵抗 自身 オープニング時、恐怖抵抗*4を付与 ※爪とぎ十字星石(十字架/星/恐怖追加Lv16)所持 サバイバルゼミ 種族 蟲 属性 無 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 無 音撃 3.0 スキル タクティカルスコップストライカー 無 音撃 3.0 敵単 ダメージ ガード サイドステップ 魔法 確率で回避 その他 ※(マイクor楽器)所持 閃火蟲レッドファイアフライ 種族 蟲 属性 炎 - 行動名 属性 攻種 射程 対象 効果 通常攻撃 - 炎+~ 魔撃 2.5 スキル 爆火フラッシュファイア 炎+~ 魔撃 2.5 敵× ダメージ ガード マジックバリア 魔法 ダメージ軽減 その他 ※(魔銃)所持 ※共通所持品 グリーンシェルターシールド(大盾/混乱恐怖抵抗*4) パワーミリタリーグローブ(手袋/混乱恐怖抵抗*4) 照準つき天体望遠眼鏡(眼鏡/星/直接防御Lv4) 翠星のジャングルジュエル(宝石/星/直接防御Lv4) タイプ:フィールド 属性:鉄&星(風に弱く命に強い)(光に弱く闇に強い) マップLv:429(433~ スキップLv:不可 クリアボーナス:SB+15、198000Ash、SP+1、1以上の星属性攻撃値を持つ対象への回避貫通/妨害浸透率が10%上昇 ボスLv:450~ ボス魂片 名称 種族 Lv 属性 ギフト 機壊犬サテライトボクサーズ 無機 132 属性 野戦機壊 野戦機壊 武器専用 / 攻撃後、20%で1ターン間、単体対象の命中制御成功率-10%、待機ゲージ減少速度-10%効果中は再発動なし / 効果中、対象の行動後に待機ゲージ+5~20 重複× 雑感 鋼鉄叫ぶ模擬戦場の一角に広がる深い森林地帯。 黒混じりの緑に覆われた背の低い木々が続き、視線を遮る。どこにでも隠れられる鬱蒼とした戦場。 森の中を進み、落着した箱の元へ着くと、しばし後に「機壊犬サテライトボクサーズ」が藪の中から姿を表す。 犬のリーダーを仕留めるとマップおよびミッションクリア。各種クリアボーナスと地爆霊漂う採石島のマップを獲得する。 また、蒼国ユーフォロウス『軍本部』で事情を聞ける。 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/magamorg/pages/6749.html
電磁王機スパイ・ゲリラ ベリーレア 水 5 1000 グレートメカオー/サイバーロード M・ソウル ■ブロッカー ■連鎖 ■相手がカードを引いた時、このクリーチャーをバトルゾーンから自分の手札に戻してもよい。 (F)スペード軍はここで終わりだ! ―――電磁王機スパイ・ゲリラ 作者:まじまん 評価 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yugio/pages/12438.html
ゲリラカイト(OCG) チューナー・効果モンスター 星4/炎属性/悪魔族/攻1600/守 200 「ゲリラカイト」の効果は1ターンに1度しか使用できない。 (1):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。 相手に500ダメージを与える。 チューナー 下級モンスター 悪魔族 炎属性 直接ダメージ
https://w.atwiki.jp/dimensionzero/pages/1900.html
ゲリラ屋のフィールド ゲリラ屋のフィールド ベース 使用コスト:赤1無1 クイック このカードと同じラインのスクエアにあるすべてのあなたのユニットのパワーを+1000する。 このカードがフリーズしている場合、このカードは以下の能力を得る。 『あなたのスマッシュフェイズ開始時に、あなたはこのカードと同じラインのスクエアにある 対象の自分のユニットを1枚選び、ターン終了時まで、スマッシュを+1する。』 往々にして、現実は理論を超越する。 Ⅳ-3のフリーズされると能力が追加されるベースサイクルのひとつ。 急襲を持つユニット、特に祭儀の踊り子リムセとの相性はバツグンで、 簡単に4スマッシュをいれることができる。 また、たとえこのベースがリリース状態であってもブレイブ・スパークが あるため油断はできない。 収録セット フォース・センチュリー エキスパンション 王を超える力(017/105 アンコモン) クイックスタート・デッキ「魔剣」 イラストレーター 田中ノエル 同サイクル サーヴァント・サークル? ゲームマスターのアジト? クリスタル・ファクトリー? 暴風の断崖?
https://w.atwiki.jp/ygo000/pages/270.html
遊戯王カードのデータベースです。 カタチだけでほとんど意味はないです。 シンプルメニュー カードリスト アドバンテージ一覧 デッキ集 カードリスト モンスターカード 魔法カード 罠カード スレ番毎のカードまとめ 1スレ目まとめ 2スレ目まとめ 3スレ目まとめ 4スレ目まとめ 5スレ目まとめ 6スレ目まとめ 7スレ目まとめ 8スレ目まとめ 9スレ目まとめ 10スレ目まとめ 11スレ目まとめ 12スレ目まとめ 13スレ目まとめ 14スレ目まとめ 15スレ目まとめ 16スレ目まとめ 17スレ目まとめ 18スレ目まとめ 19スレ目まとめ準備中 スレまとめ 過去スレ【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ ・・・2005/12/27(火) ~ 2008/02/22(金) http //game14.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1135661424/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 2 ・・・2008/08/17(日) ~ 2009/09/12(土) http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1218900720/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 3 ・・・2009/09/14(月) ~ 2010/07/08(木) http //schiphol.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1252939559/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 4 ・・・2010/07/21(水) ~ 2012/02/08(水) http //anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1279717152/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 5 ・・・2012/02/11(土) ~ 2012/10/14(日) http //anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1328955083/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 6 ・・・2012/10/11(木) ~ 2013/06/25(火) http //anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1349947133/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 7 ・・・2013/06/24(月) ~ 2013/12/24(火) http //anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1372071646/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 8 ・・・2013/12/24(火) ~ 2014/05/23(金) http //anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1387842070/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 9 ・・・2014/05/31(土) ~ 2015/02/18(水) http //anago.2ch.net/test/read.cgi/tcg/1401470027/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ10 ・・・2015/02/19(木) ~ 2015/09/04(金) http //hope.2ch.net/test/read.cgi/yugioh/1424316327/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ11 ・・・2015/09/09(水) ~ 2016/04/08(金) http //karma.2ch.net/test/read.cgi/yugioh/1441752296/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ12 ・・・2016/04/09(土) ~ 2016/07/31(日) http //karma.2ch.net/test/read.cgi/yugioh/1460134175/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ13 ・・・2016/10/03(月) ~ 2017/09/17(日) http //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1475423179/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ14 ・・・2017/09/17(日) ~ 2018/08/23(木) http //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1505623689 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ15 ・・・2018/08/23(木) ~ 2019/02/28(木) https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1535019686/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 16・・・2019/02/27(水) ~ 2019/08/12(月) https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1551276165/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 17・・・2019/08/09(水) ~ 2020/01/11(土) https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1565361780/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 18・・・2020/01/10(金) ~ 2020/11/22(日) https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1578661214/ 【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 19・・・2020/11/21(土) ~ 2022/11/09(水) https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1605964290 現行スレ【遊戯王】下位・クズカードを強引に評価するスレ 20・・・2022/11/08(火) ~ https //fate.5ch.net/test/read.cgi/yugioh/1667905285/ 企業(すべて本家wikiへのリンクです。携帯等では正しくジャンプできない可能性もあります) 集英社 遊戯王OCG事務局 KONAMI UpperDeck
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutai/pages/555.html
前 ゆっくりれいむ一向は一刻も早くこの悪夢から抜け出すために森を進んだ。 「ねえ、おかあさん…」 「ゆ、どうしたの?」 多少急ぎながら一家の先頭を今しがたれいむの事をかばった子れいむが小声で耳打ちした。 この子れいむは次女で、今この場に居るれいむ達の中ではれいむに続いて最年長である。 とても賢く仲間思いで聡明で、れいむはまりさの生き写しのように感じて今では特に寵愛している子どもだった。 「どうして…れいむのいもうとはころされたのかな…」 子れいむの顔は餡の気が引いたかのように青かった。 れいむはその質問にごくりと唾を飲んだ。 そして少し考え込んでから慎重に言葉を選びつつ言った。 「…きっとにんげんがやったにちがいないよ、まりさだってにんげんにあんなふうに殺されて…」 「どうしてこんなところににんげんがいるの?ここはにんげんもめったにはいってこないところだってれいむしってるよ…!」 子どもから出た思わぬ反論に再び考え込んでかられいむは言う。 「ことしのふゆはたべものがすくないからにんげんもここまできてさがしに」 「じゃあなんでれいむのいもうとはたべられずにつるされていたの!?」 「…!」 やはりこの子は聡明だとれいむは思った。 ただ、子どもだからか少し安易に確信を突き過ぎる。 「…へんなこときいてごめんね、おかあさん」 沈黙。 重苦しい空気が二人の間を支配した。 「……」 れいむの中を誰がれいむの子どもを殺したのかという疑問が繰り返される。 やはりさっき子れいむと話し合った通り里の人間がわざわざ魔法の森の奥まで来てあの子を殺したという線は薄いように感じた。 かといって虫たちにはあんな殺し方が出来るとは思えない。 まず蔓が結ぶことが出来ないではないか。 森の動物達だって同じだ。 ならば、この辺りをうろついていた別のゆっくりがれいむの子どもを殺したのだろうか。 確かにこの辺りなら、たとえば永夜緩居を目指す他のゆっくりが居る可能性も無くは無い。 だがそれでは動機が全くわからなかった。 ぐるぐると思考が同じところを同道巡りする。 ふと、れいむはひょっとして永夜緩居に居る虫以外の何者かがれいむ達を追ってきて 永夜緩居の秘密を守るために皆殺しにしようとしているのではないかと考えた。 あの場所の異常さはその考えをあらゆる意味で肯定しているように思われた。 そんなふうに思索に耽りながられいむは先に進んでしまった。 そしてれいむは再び自分の不注意で子どもを失うことになった。 巧妙に枯葉で隠された落とし穴がれいむ達の前で口を広げて待っていたのだ。 「ゆ!?」 「ゆああああああああああ!?」 「びっくりー!?」 「ゆ…みんな!大丈夫!?」 それは落とし穴というよりも既にあった大きなくぼみを少し掘り下げて木の枝と枯葉でカモフラージュしたものだった。 れいむは慌てて辺りを見回す。 枯葉にまみれて誰がどこに居るのかすぐに把握できない。 そんな状況がれいむを急激に不安にさせた。 「はやくみんなあつまってね!」 枯葉の下から一匹二匹と子れいむ達が這い出してきた。 すぐにれいむは子どもの数を数える。 「ひとつ…ふたつ…みっつ…みっつ…みっつぅ……!」 四匹居たはずの子どもが三匹に減ってしまっていた。 「でてきてええええええええええ!はやくでてきてえええええ!」 「おねえぢゃあああああん!おねえぢゃあああああああああん!」 「みんな!おねえちゃんからはなれちゃだめだよ!ゆっくりさがすよ!」 子れいむ達は一番上になった子れいむを中心に居なくなった子れいむを探し始めた。 一方のれいむの表情は暗く、覇気が無かった。 れいむの経験が深いことが子ども達よりはるかに子れいむの生存が絶望的なことを知らせていた。 頭を切り替えて先頭に立って探さなくてはならないはずがどうしても切り替えることが出来なかった。 「まりさ…たすけて…ゆっくりできないよまりさ…」 れいむはうわ言のようにつぶやいた。 まりさの忘れ形見である子ども達の数が着々と減っていくことにれいむは心から恐怖した。 まりさの命は人間の手で惨たらしく奪われた。 数の増えた子ども達のためにまりさとの思い出の家も捨ててしまった。 まりさの大事な帽子は人間の手で汚されつくした。 この上でまりさとの間に遺した子ども達まで居なくなったら、れいむの周りからまりさの遺したものは全て消え去ってしまうのだ。 その時、まりさはきっと本当の意味でれいむの所から永遠に離れていってしまう。 そのことをれいむは本当に怖れた。 「ああああああ!おねえぢゃあああああああん!じっがりじでえええええええ!!!」 「ゆ!まだ、まだいきてるよ!ゆっくりおさえてね!」 「ゆ!?」 まだ消えた子れいむが見つかった上にまだ生きているという言葉を聴いてれいむははっと顔を上げた。 れいむはさっきまでとは別人のようにはっきりした表情ですぐさま子れいむの様子を見に走った。 「ゅう…ぃ…だ…ぃょぉ…」 子れいむには木の枝が刺さっていた。 即興ながら明らかに加工された跡がある。 何者かが子れいむを攫ってこれで突き刺したのだ。 しかし幸いゆっくりは鋭い物に突き刺されるのには強かった。 貫通はするが致命傷に至りづらいのだ。 多少傷口は大きいが枝を抜いて葉っぱで傷口を押さえれば充分治る傷だった。 「ゆ、しっかり押さえててね!」 れいむは子れいむ達に体を抑えさせると木の枝を口で咥えて思い切り引き抜いた。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 凄まじい断末魔と共に引き抜いた傷口が大きく開き、目を見開いた子れいむの体から餡子が大量に飛び散った。 れいむは目を白黒させてそれを見つめた。 さっきまであんなに小さかった傷のあった場所に明らかに致命傷レベルの大きな傷口が開いていた。 木の枝を見る。 その先端には草や蔦で器用に結び付けられた大きな『返し』が付いていた。 「ゆ、ゆうううううううううううううううううううう!?」 れいむには全てが理解できた。 刺す時に返しの部分を開かないように押さえて突き刺し、『返し』の部分が全て入ったら返しを押さえていた蔓か何かを 引っ張ってはずす、これで子れいむの体内で『返し』が大きく開く。 後はそのまま木の枝を引き抜けばごらんの通りだ。 「お、おかあさんがれいむのおねえぢゃんをごろじだああああ!!!!」 「どおじでごんなごどずるのおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」 「ち、違う、違うのおおこれはじこな゛のおおおおおおお!!!!」 下の子ども二匹はありのままを見て受け取り、その結果れいむが子れいむを殺したと理解した。 「じこだろうとなんだろうとおかあさんがころしたんだよ! このこごろしれいむ!おまえなんかおかあさんじゃないよ!」 子れいむは子どもらしくれいむに率直で辛辣で残酷な言葉を投げかける。 「ゆぎゃあああああああああ!?やべでえええええええええ!!!」 まりさの遺した子ども達に罵倒されることはれいむにとってまりさから罵倒されることに等しかった。 それは深く深くれいむの心を傷つけた。 母としてのれいむの世界が壊れ始めた。 母としての誇り、子どもを愛し大事にしているという自負、それらが音を立てて崩れ去っていった。 れいむは段々と母からただのれいむになっていく自分を感じていた。 「やめでよおおおおお!わ゛るいどはれ゛いむのいも゛う゛どにごれをざじだやづだよ! わだじだぢあんな゛にゆっぐりじでだがぞぐだっだじゃだいどおおおお! おがあざんをきずづげるようなごどいわ゛ないでええええええええええええ!!!」 ある程度れいむのやったことが過失だと理解できる現・一番上の子れいむだけがれいむを庇った。 しかし事実までは覆せず、また過失を理解させるだけの力も子れいむにはなかった。 「こんなくずとはゆっくりできないよ!きっとさいしょにころされたおねえちゃんもこいつがやったにちがいないよ! れいむたちもいっしょにいたらころされちゃうよ!」 「れいむたちはれいむたちでかってにおうちにかえるよ! ゆっくりごろしはじぶんもゆっくりしね!」 ペッとれいむに唾を吐きかけるとそのまま森のどこかへと消えていった。 「違う…違うの…れいむじゃないの…れいむはやってないの…まりさ…まりさはしんじてくれるよね…まりさ…まりさ…」 れいむはもはや追いかけもせずにただただ焦燥しきってうわ言をつぶやくばかりだった。 「おかあさん、れいむはわかってるからね はやくれいむのいもうとたちもみつけてなかなおりしてみんなでゆっくりしようね…」 焦燥しきったれいむをなんとか子れいむが慰めながら、れいむ達は弱弱しく先に進んだ。 れいむは今もうわ言をつぶやきながらも子れいむに従って歩いていた。 そうやって居るうちにれいむの意識も段々とはっきりしてきた。 れいむは落ち着いて、再び生き残ることを考え始めた。 もう二度と同じミスはしない、そう思って周りに危険なものは無いか神経を集中する。 さっきのようにトラップにかかっては生きて帰れる保障はもうない。 その時、びゅんという風を切る音がれいむの耳に届いた。 「あぶない!」 「ゆ!?」 ドンっ、とれいむは子れいむを突き飛ばしてこちらに飛来する二つの謎の物体を避けた。 その物体はブランコのように弧を描いて木にぶつかるとベチャ、グチャっとなって木の幹に黒い染みを作った。 それが何か理解するのには少し時間が掛かった。 蔓で吊るされたそれが再びこちらに戻ってきてやっと理解する。 「れいむのこどもがあああああああああああああああああああ!?」 「いやああああああああああああああああああ!!!?」 それは蔓に結び付けられたさっきれいむの下を離れた子ども達二人だった。 ぐちゃぐちゃになったれいむの子どもが蔓に結ばれてゆっくり揺れながられいむの顔にべちゃりとくっついた。 甘い餡子の香りがした。 「ゆ゛…ゆっぐぅううううううううううううううううううううう…!!!」 れいむは咽び泣いた。 遂に子どもはあと一人を残すのみとなった。 れいむとまりさの一番大事な絆である子ども達が居なくなってまりさのことがとてもとても遠くに感じられた。 もうれいむの心はボロボロのゴミクズの様になってしまっていた。 「おかあさん…げんき、だしてね れいむはずっといっしょにいるからね ぜったいにおかあさんのそばからいなくならないからね」 子れいむが自分も辛いだろうにれいむのことを慰めた。 思えばこの子は本当にまりさの生き写しだとれいむは思った。 聡明で、仲間思いで、やさしく、相手の心をわかり、人のことをかばえて そして、誰よりもれいむのことを愛してくれた。 「ゆぅ…そっかぁ…ゆふ…ゆふふふふ…」 「おかあさん?どうしたの?げんきでたの?」 『 』がれいむの顔を覗き込んだ。 「ずっといっしょにいてくれたんだね、まりさ」 「まりさは死んでなんか居なかったずっとれいむのそばにいてゆっくりしてくれてたんだね まりされいむもまりさのこと愛してるごめんねきづかなくてごめんねもうはなさないからね」 「おかあ…さん…?なにをいっているの?」 「そうだまりさいったよふゆをこしたらもう一人くらいあかちゃんをつくろうって まだふゆまえだけどれいむとまりさの子どもは居なくなっちゃったからいまからにんっしんさせてあげるねまりさあああああああああああああ!!!」 「!?いやあああああああああああああああああ!?」 恋人、子ども、次々と大切な人を奪われ心からゆっくりを失ったれいむの心は壊れた。 壊れたれむが求めるのはまりさただ一人だった。 れいむが子れいむともう一度ゆっくりをするために前から力づくで圧し掛かった。 れいむの目はもはや尋常ならざる光を宿していた。 興奮したれいむの碌に洗う暇も無くて汚れきった体を餡汁が瞬く間にねちょねちょにした。 「はぁはぁはぁ…まりさぁああ!れいむきもちいいよおおおおお!!」 「れ゛い゛む゛はま゛り゛さ゛じゃだいよおお!!おがあざんやべでえええ!!!」 子れいむにはれいむが何故こんな行為に及ぶのか理解できなかった。 行為の意味自体は知っていた、しかしだからこそ親子でこんな行為をしていいはずがないと思う倫理観が子れいむにはあった。 そんな子れいむの気持ちを無視してれいむは餡子汁と泥でべたべたになった体を偏執的なまでに子れいむにこすり付けた。 「やだやだやだあああ!!!」 子れいむは必死に体を振ってイヤイヤをするが子どもの体では体格の大きい大人のれいむを振り払うことは出来ない。 れいむは子れいむの口から底にかけてをぺろぺろと丹念に舐め始めた。 「まりさ…まりさのまむまむぅ…!」 「ぞんな゛どごなめぢゃだめな゛のおおお!!」 嫌がる子れいむだったがその底付近からは餡子汁がだんだんと漏れ始め 息を荒くして顔を赤く染めていた。 「ゆぇっぷにゅう!?」 「むちゅ…んっちゅぅ…」 吐き気を催して思わず開いた口にれいむの舌がぬるりと進入した。 れいむはじゅるじゅると餡唾を飲みながらさらに体をゆすり頬と頬をこすりつけ合わせる。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ…」 「ずぎゅ、ずっぎむぢゅぅぢだぐだいどに゛ぶっぢゅうううう!!!」 すっきりしたくないという子れいむの意思とは裏腹に二人の快感は高まっていった。 「すっきりー!」 「すっきりー!」 そして二人は絶頂を迎えた。 「まりさ、もういくよ もっとすっきりしたいけどここはゆっくりできないばしょだからはやくいかないと」 「………どう…じで…」 子れいむはれいむに引っ張られるまま虚ろな瞳で空を見つめていた。 その時ドン、と音がしたかと思うとれいむの体を蔓で編んだネットが捕らえていた。 子れいむは呆然とその光景を眺めていた。 「ゆ!?なにするの?ゆっくりでれないよ、はやくだして!」 「ゆっくりできないゆっくりになっちゃったみたいだね、れいむ」 二人の行為をずっと隠れ見ていたのか茂みの奥から黒い影が現れた。 黒い帽子に金髪の髪、その姿はれいむの思い描くまりさと瓜二つだったが決定的に何かが違った。 「ゴミクズ…」 そう、それは永夜緩居で死んだはずのゆっくりまりさのゴミクズだった。 「まりさにはじちょうしてねっていってたくせにはげしいすっきりだったね」 「うるさいよ!れいむはまりさといっぱいかわいいあかちゃんつくるんだよ! それをかってにみてるえっちなゴミクズのほうがゆっくりできてないよ! ゴミクズはゆっくりでていってね!」 れいむは行為を盗み見されたことに怒ってまりさを口汚く罵った。 「ふーん、まあどうでもいいよ、まりさはぱちゅりーのかたきをうつだけだから」 その言葉を聞いてれいむははっとした。 こいつが、れいむ達を付回してれいむとまりさの子ども達を殺していたのだと気付いた。 それもぱちゅりーが死んでしまったという八つ当たりに等しい理由でだ。 「ゴミクズぅぅぅぅぅううう!!よ゛ぐもれ゛いむ゛とま゛り゛さ゛のこども゛ぉををおおおおおおお!!!」 れいむはネットの中で暴れるが皮が痛むばかりでネットは自力では外せそうになかった。 「れいむ、わるいけどこっちにゆっくりきてね」 「ゆ…」 そう言うとまりさは子れいむのリボンを咥えるとそれを手綱の様に引っ張って子れいむを傍らに寄せた。 子れいむは何も反抗しようとしなかった。 「れ゛い゛む゛の゛ま゛りざにざわ゛ら゛な゛いでねええええええええええええええええ!!!!」 まりさに連れて行かれるということがどういうことなのか、れいむにははっきりとわかっていた。 れいむは餡子汁を顔中から垂れ流して懇願したが子れいむでさえその言葉を聞き入れようとはしなかった。 まりさは憐れそうにれいむの方を見ると隠し持っていた先を尖らせた木の枝をぺっと吐き出してれいむの方に投げた。 「子れいむをたすけたかったらそれであみをきっておってきてね」 そう言うとまりさは茂みの奥へと消えていった。 れいむがネットを切り裂いてまりさ達を追った先には枯葉の絨毯が敷き詰められた少し開けた場所があった。 「ゴミクズ…」 れいむは憎しみの全てをこめてまりさをそう呼んだ。 「ひさしぶり、ゆっくりしていってねれいむ」 まりさの瞳には最初に会ったときのような光は無くただただドブ川のようにどす黒いものが渦巻いていた。 「まりさを…わたしのまりさをどこにやったの?」 れいむは辺りを見回しながら言った。 まりさは怪訝な顔をした。 「あれはまりさじゃなくてれいむだよ まあそれはどうでもいいよ、れいむがまりさをころせたらおしえてあげるよ ぱちゅりーをころしたときみたいにやればかんたんだよね?」 その恨みったらしい言い草にれいむは苛立った。 「まだそんなことをいっているの、このゴミクズが れいむ達は…だれよりもいきるためにいっしょうけんめいだったのに… そんなりゆうでみんなをころしたんだね やっぱりおまえはゴミクズだよ!ゆっくりできないゴミクズだよ!!」 れいむは最大限の侮蔑と軽蔑をこめて吐き捨てた。 まりさはこれ以上の言い争いは無駄だというかのようにれいむに向かってきのこを投げた。 「そのきのこはもうどくで、ぺろぺろしただけでもゆっくりできなくなるよ さっきわたしたきのえだのさきにさしてぬけば…わかるよね」 れいむはまりさの方から目は離さずに念のために持ってきていたその枝をきのこに刺した。 まりさも同じように木の枝を取り出してきのこに突き刺す。 数瞬の沈黙があった後両者は同時に木の枝をきのこから抜いて、それが開始の合図となった。 「ゆっおおおおお!!!」 口に咥えた木の枝でれいむは勇猛果敢にまりさに向かって突きを繰り出す。 まりさはあとずさりながら突きを受け流し防戦に徹した。 木の枝が空を斬りお互いの間の空間が歪んだように見えた。 死闘は続いたが、まりさはろくに反撃も出来ないままで葉っぱで埋まった木の洞の前に追い詰められた。 「もうにげられないよおおおおおおおおお!!!」 「……」 「ゆっくり、しねえええええええええ!!!」 これで終わりだとばかりにれいむは木の枝を引くとまりさに向かって必殺の突きを繰り出した。 『ゆぐぅ!?』 ブスリ、と木の枝がまりさを貫通してまりさは木の洞の中に押し込まれた。 「はぁ…はぁ…」 確かすぎる手ごたえを感じてれいむは木の枝を口から離した。 「はやく…はやくれいむのまりさのばしょをおしえてね!」 れいむの問いにまりさはにやりと笑うと目で後ろを指し示した。 れいむの中を悪寒が走った。 確かすぎる手ごたえ、れいむには最悪の予想が見えてしまった。 れいむは慌ててまりさを退かす、刺さっていた木の枝がボキンと折れた。 舌を使って洞の中の木の葉を掻き分ける。 そのすぐ下に、まりさを貫通した木の枝に刺された子れいむが居た。 「あ、あああ…」 れいむは愕然としてその姿を見つめた。 小さなからだの子れいむは致死性の毒が周り次の瞬間には死んでしまうであろうことは明らかだった。 「ぉかぁ…さ…ん…」 「まりさあああああああああああああああああああああああ!?」 子れいむの頬を涙が伝ったかと思うと子れいむは息を引き取った。 「ゆ…ゆふふふふふっふふふふふふうふ…」 れいむは笑い出した。 遂にまりさとの繋がりは完全に断たれ、一人ぼっちになったのだ。 もうれいむには何のために生きて良いのかわからなかった。 「どう、だった…まりさのしかけ…」 まりさは持ち前の体力で毒の効果からなんとか持たせているようだったが死は時間の問題だった。 それを理解した上で遺言のようにうわ言をつぶやく。 「さいしょにつるしたこどもも、つるでくちをしばっておしゃべりもできなくしてあったけど、いきてたんだよ しんだのは、れいむがつるをきってから…」 まりさはれいむにたいしてこの上なく恐ろしいことを言い出した。 れいむはピタリと笑うのをやめて青ざめてまりさの言葉を聴いた。 「つぎのこは、れいむのみてたとおり れいむにむかってなげたふたりも、ちゃんといきてたんだよ… れいむが、うけとめてあげてたらしななかったのにね…」 れいむは諤諤と震えだす。 「そのこは、だれがみてもかんたんだよね」 まりさは木の洞の中の子れいむを見た。 「れいむがころしたんだよ」 「も゛う゛やべでえええええええええええ!!!!」 遂に耐え切れなくなったれいむは半狂乱で悲鳴を上げる。 れいむの目からは餡子がそのまま流れ出していた。 人で言うなら血涙であろうか。 「ぱちゅりーだけれいむにころされるなんてゆるせない、だから、だからみんなれいむにゴフッ! ころさせてやったんだよ!ざまあみてね!まりさがゴミクズなら、こどもをぜんぶころしちゃったれいむはもっとゴミクズだよ! うふふふふふふふふふふふふふふ…」 「うわああああああああああ!!!!」 れいむは木の枝を咥えるとまりさに向かって突き刺した。 「ゆぐっ…、うふふ…、やっぱり、こんなことしてもぱちゅりーはわらってくれないね…」 まりさは餡子を吐きながら、空を見つめていた。 きっとその先にはぱちゅりーが見えているのだろう、死の淵にあって穏やかな顔をしていた。 「ゆっくりできなくて、ごめんね…」 とてもすまなそうにそう言うとまりさは息を引き取った。 「れいむが…れいむが子どもを…れいむが…れいむが…れいむが…まりさ…まりさ…まりさが…」 れいむは、自らまりさとの繋がりを全て断ってしまったことに気付かされ、その罪深さに絶望に打ちひしがれた。 「う゛わ゛あああああああ!ま゛りさ!いっじょにゆ゛っくりし゛てよ゛おおおおおお!まり゛さ゛ああ゛あああ゛あ゛ああ!! ゆ゛あああああわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!! ま゛り゛ざあああああああ!!!ゆ゛ぎゃあああああああああああ!ゆ゛ぎゃあああああああああ!!!!」 れいむは木の幹に向かって何度も何度もぶつかった。 そのうちに頭からは餡子が流れだし、口許にまでとろりと流れた。 その時、自分の命の味を味わいながられいむはふと気付いた。 「そうだ…まりさ…まりさはまだいる…」 それに気付き、れいむは笑い出した。 「れいむ!れいむがいるよ!まりさがいのちをかけてまもってくれたれいむがいるよ! れいむのいのちがなくならないならまりさともずっとつながってる! やったよ!やったよまりさ!あははははは!いっしょにゆっくりしようね!ゆっくりしようね!」 れいむはけたたましく笑い続けた。 もはや支離滅裂の狂気の理論としか言いようが無いが実際れいむは狂っているのだからしかたの無いことだった。 ただ、そのけたたましい笑い声は永夜緩居から追ってきた物を呼び覚ましてしまった。 「ゴミクズ!ぱちゅりーはわらってくれなかったんだってね!ざまあみろ!れいむのまりさはわらってくれたよ! やっぱりおまえがゴミクズ」 れいむがまりさの顔を覗き込んで勝利宣言をしている最中、まりさの頬がぐぐっと膨らんだ。 「ゆ?」 れいむが不思議に思ってそこを覗き込むと頬を突き破り、何かが現れてれいむの体を突き刺した。 「ゆぎゅぅぅぅう!?な゛ん゛な゛の゛おおおお!?ゆっぐりでぎだよおおお!?」 それはまりさの体の中にずっと潜んでいたカブト虫だった。 永夜緩居を出る時からずっとまりさの体の中に住んでいたのだ。 そんな習性はカブト虫には無いが、永夜緩居の狂った虫達は一匹たりとも永夜緩居から獲物を逃すつもりはなかった。 カブト虫は、その角でれいむの体を抉りながら甘い餡汁をぺろぺろと舐めた。 「やべ、やべでええええ!!!」 まりさの頬からは次々とカブト虫が現れ、れいむの体を抉っていった。 抵抗しようにもここまで戦い続けてきたれいむにはもはや抗う力など残っていなかった。 ただただゆっくりと食べられていくだけである。 「やべでえええ!!!れ゛い゛む゛ばっ!れ゛い゛む゛ばいぎなぎゃだめなのおお!! れ゛い゛む゛がぢんだらま゛り゛ざがああ!!!ま゛り゛ざがいなぐなっぢゃううううう!!! やべでええええ!れ゛い゛む゛ぢんだらだめ゛な゛の゛にいいいい!!! ま゛り゛ざま゛り゛ざあああああああああああ!!!!」 れいむの断末魔が森に木霊する。 新たに生きる意味を見つけたばかりでれいむはゆっくりと食べられ死んでいった。 いっそ新たに生きる意味を見つけずに後ろからカブト虫に突き刺されて 殺されていたらこうも無念を感じることはなかっただろうに無残なことだ。 これで、この度永夜緩居に挑んだものは全て永夜緩居に呑まれた。 永夜緩居の秘密を漏らす者は無し。 永夜緩居― ゴミクズ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/yukkuri_gyakutau9/pages/370.html
前 ゆっくりれいむ一向は一刻も早くこの悪夢から抜け出すために森を進んだ。 「ねえ、おかあさん…」 「ゆ、どうしたの?」 多少急ぎながら一家の先頭を今しがたれいむの事をかばった子れいむが小声で耳打ちした。 この子れいむは次女で、今この場に居るれいむ達の中ではれいむに続いて最年長である。 とても賢く仲間思いで聡明で、れいむはまりさの生き写しのように感じて今では特に寵愛している子どもだった。 「どうして…れいむのいもうとはころされたのかな…」 子れいむの顔は餡の気が引いたかのように青かった。 れいむはその質問にごくりと唾を飲んだ。 そして少し考え込んでから慎重に言葉を選びつつ言った。 「…きっとにんげんがやったにちがいないよ、まりさだってにんげんにあんなふうに殺されて…」 「どうしてこんなところににんげんがいるの?ここはにんげんもめったにはいってこないところだってれいむしってるよ…!」 子どもから出た思わぬ反論に再び考え込んでかられいむは言う。 「ことしのふゆはたべものがすくないからにんげんもここまできてさがしに」 「じゃあなんでれいむのいもうとはたべられずにつるされていたの!?」 「…!」 やはりこの子は聡明だとれいむは思った。 ただ、子どもだからか少し安易に確信を突き過ぎる。 「…へんなこときいてごめんね、おかあさん」 沈黙。 重苦しい空気が二人の間を支配した。 「……」 れいむの中を誰がれいむの子どもを殺したのかという疑問が繰り返される。 やはりさっき子れいむと話し合った通り里の人間がわざわざ魔法の森の奥まで来てあの子を殺したという線は薄いように感じた。 かといって虫たちにはあんな殺し方が出来るとは思えない。 まず蔓が結ぶことが出来ないではないか。 森の動物達だって同じだ。 ならば、この辺りをうろついていた別のゆっくりがれいむの子どもを殺したのだろうか。 確かにこの辺りなら、たとえば永夜緩居を目指す他のゆっくりが居る可能性も無くは無い。 だがそれでは動機が全くわからなかった。 ぐるぐると思考が同じところを同道巡りする。 ふと、れいむはひょっとして永夜緩居に居る虫以外の何者かがれいむ達を追ってきて 永夜緩居の秘密を守るために皆殺しにしようとしているのではないかと考えた。 あの場所の異常さはその考えをあらゆる意味で肯定しているように思われた。 そんなふうに思索に耽りながられいむは先に進んでしまった。 そしてれいむは再び自分の不注意で子どもを失うことになった。 巧妙に枯葉で隠された落とし穴がれいむ達の前で口を広げて待っていたのだ。 「ゆ!?」 「ゆああああああああああ!?」 「びっくりー!?」 「ゆ…みんな!大丈夫!?」 それは落とし穴というよりも既にあった大きなくぼみを少し掘り下げて木の枝と枯葉でカモフラージュしたものだった。 れいむは慌てて辺りを見回す。 枯葉にまみれて誰がどこに居るのかすぐに把握できない。 そんな状況がれいむを急激に不安にさせた。 「はやくみんなあつまってね!」 枯葉の下から一匹二匹と子れいむ達が這い出してきた。 すぐにれいむは子どもの数を数える。 「ひとつ…ふたつ…みっつ…みっつ…みっつぅ……!」 四匹居たはずの子どもが三匹に減ってしまっていた。 「でてきてええええええええええ!はやくでてきてえええええ!」 「おねえぢゃあああああん!おねえぢゃあああああああああん!」 「みんな!おねえちゃんからはなれちゃだめだよ!ゆっくりさがすよ!」 子れいむ達は一番上になった子れいむを中心に居なくなった子れいむを探し始めた。 一方のれいむの表情は暗く、覇気が無かった。 れいむの経験が深いことが子ども達よりはるかに子れいむの生存が絶望的なことを知らせていた。 頭を切り替えて先頭に立って探さなくてはならないはずがどうしても切り替えることが出来なかった。 「まりさ…たすけて…ゆっくりできないよまりさ…」 れいむはうわ言のようにつぶやいた。 まりさの忘れ形見である子ども達の数が着々と減っていくことにれいむは心から恐怖した。 まりさの命は人間の手で惨たらしく奪われた。 数の増えた子ども達のためにまりさとの思い出の家も捨ててしまった。 まりさの大事な帽子は人間の手で汚されつくした。 この上でまりさとの間に遺した子ども達まで居なくなったら、れいむの周りからまりさの遺したものは全て消え去ってしまうのだ。 その時、まりさはきっと本当の意味でれいむの所から永遠に離れていってしまう。 そのことをれいむは本当に怖れた。 「ああああああ!おねえぢゃあああああああん!じっがりじでえええええええ!!!」 「ゆ!まだ、まだいきてるよ!ゆっくりおさえてね!」 「ゆ!?」 まだ消えた子れいむが見つかった上にまだ生きているという言葉を聴いてれいむははっと顔を上げた。 れいむはさっきまでとは別人のようにはっきりした表情ですぐさま子れいむの様子を見に走った。 「ゅう…ぃ…だ…ぃょぉ…」 子れいむには木の枝が刺さっていた。 即興ながら明らかに加工された跡がある。 何者かが子れいむを攫ってこれで突き刺したのだ。 しかし幸いゆっくりは鋭い物に突き刺されるのには強かった。 貫通はするが致命傷に至りづらいのだ。 多少傷口は大きいが枝を抜いて葉っぱで傷口を押さえれば充分治る傷だった。 「ゆ、しっかり押さえててね!」 れいむは子れいむ達に体を抑えさせると木の枝を口で咥えて思い切り引き抜いた。 「ゆぎゃあああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!」 凄まじい断末魔と共に引き抜いた傷口が大きく開き、目を見開いた子れいむの体から餡子が大量に飛び散った。 れいむは目を白黒させてそれを見つめた。 さっきまであんなに小さかった傷のあった場所に明らかに致命傷レベルの大きな傷口が開いていた。 木の枝を見る。 その先端には草や蔦で器用に結び付けられた大きな『返し』が付いていた。 「ゆ、ゆうううううううううううううううううううう!?」 れいむには全てが理解できた。 刺す時に返しの部分を開かないように押さえて突き刺し、『返し』の部分が全て入ったら返しを押さえていた蔓か何かを 引っ張ってはずす、これで子れいむの体内で『返し』が大きく開く。 後はそのまま木の枝を引き抜けばごらんの通りだ。 「お、おかあさんがれいむのおねえぢゃんをごろじだああああ!!!!」 「どおじでごんなごどずるのおおおおおおおおおおおおおおお!!!?」 「ち、違う、違うのおおこれはじこな゛のおおおおおおお!!!!」 下の子ども二匹はありのままを見て受け取り、その結果れいむが子れいむを殺したと理解した。 「じこだろうとなんだろうとおかあさんがころしたんだよ! このこごろしれいむ!おまえなんかおかあさんじゃないよ!」 子れいむは子どもらしくれいむに率直で辛辣で残酷な言葉を投げかける。 「ゆぎゃあああああああああ!?やべでえええええええええ!!!」 まりさの遺した子ども達に罵倒されることはれいむにとってまりさから罵倒されることに等しかった。 それは深く深くれいむの心を傷つけた。 母としてのれいむの世界が壊れ始めた。 母としての誇り、子どもを愛し大事にしているという自負、それらが音を立てて崩れ去っていった。 れいむは段々と母からただのれいむになっていく自分を感じていた。 「やめでよおおおおお!わ゛るいどはれ゛いむのいも゛う゛どにごれをざじだやづだよ! わだじだぢあんな゛にゆっぐりじでだがぞぐだっだじゃだいどおおおお! おがあざんをきずづげるようなごどいわ゛ないでええええええええええええ!!!」 ある程度れいむのやったことが過失だと理解できる現・一番上の子れいむだけがれいむを庇った。 しかし事実までは覆せず、また過失を理解させるだけの力も子れいむにはなかった。 「こんなくずとはゆっくりできないよ!きっとさいしょにころされたおねえちゃんもこいつがやったにちがいないよ! れいむたちもいっしょにいたらころされちゃうよ!」 「れいむたちはれいむたちでかってにおうちにかえるよ! ゆっくりごろしはじぶんもゆっくりしね!」 ペッとれいむに唾を吐きかけるとそのまま森のどこかへと消えていった。 「違う…違うの…れいむじゃないの…れいむはやってないの…まりさ…まりさはしんじてくれるよね…まりさ…まりさ…」 れいむはもはや追いかけもせずにただただ焦燥しきってうわ言をつぶやくばかりだった。 「おかあさん、れいむはわかってるからね はやくれいむのいもうとたちもみつけてなかなおりしてみんなでゆっくりしようね…」 焦燥しきったれいむをなんとか子れいむが慰めながら、れいむ達は弱弱しく先に進んだ。 れいむは今もうわ言をつぶやきながらも子れいむに従って歩いていた。 そうやって居るうちにれいむの意識も段々とはっきりしてきた。 れいむは落ち着いて、再び生き残ることを考え始めた。 もう二度と同じミスはしない、そう思って周りに危険なものは無いか神経を集中する。 さっきのようにトラップにかかっては生きて帰れる保障はもうない。 その時、びゅんという風を切る音がれいむの耳に届いた。 「あぶない!」 「ゆ!?」 ドンっ、とれいむは子れいむを突き飛ばしてこちらに飛来する二つの謎の物体を避けた。 その物体はブランコのように弧を描いて木にぶつかるとベチャ、グチャっとなって木の幹に黒い染みを作った。 それが何か理解するのには少し時間が掛かった。 蔓で吊るされたそれが再びこちらに戻ってきてやっと理解する。 「れいむのこどもがあああああああああああああああああああ!?」 「いやああああああああああああああああああ!!!?」 それは蔓に結び付けられたさっきれいむの下を離れた子ども達二人だった。 ぐちゃぐちゃになったれいむの子どもが蔓に結ばれてゆっくり揺れながられいむの顔にべちゃりとくっついた。 甘い餡子の香りがした。 「ゆ゛…ゆっぐぅううううううううううううううううううううう…!!!」 れいむは咽び泣いた。 遂に子どもはあと一人を残すのみとなった。 れいむとまりさの一番大事な絆である子ども達が居なくなってまりさのことがとてもとても遠くに感じられた。 もうれいむの心はボロボロのゴミクズの様になってしまっていた。 「おかあさん…げんき、だしてね れいむはずっといっしょにいるからね ぜったいにおかあさんのそばからいなくならないからね」 子れいむが自分も辛いだろうにれいむのことを慰めた。 思えばこの子は本当にまりさの生き写しだとれいむは思った。 聡明で、仲間思いで、やさしく、相手の心をわかり、人のことをかばえて そして、誰よりもれいむのことを愛してくれた。 「ゆぅ…そっかぁ…ゆふ…ゆふふふふ…」 「おかあさん?どうしたの?げんきでたの?」 『 』がれいむの顔を覗き込んだ。 「ずっといっしょにいてくれたんだね、まりさ」 「まりさは死んでなんか居なかったずっとれいむのそばにいてゆっくりしてくれてたんだね まりされいむもまりさのこと愛してるごめんねきづかなくてごめんねもうはなさないからね」 「おかあ…さん…?なにをいっているの?」 「そうだまりさいったよふゆをこしたらもう一人くらいあかちゃんをつくろうって まだふゆまえだけどれいむとまりさの子どもは居なくなっちゃったからいまからにんっしんさせてあげるねまりさあああああああああああああ!!!」 「!?いやあああああああああああああああああ!?」 恋人、子ども、次々と大切な人を奪われ心からゆっくりを失ったれいむの心は壊れた。 壊れたれむが求めるのはまりさただ一人だった。 れいむが子れいむともう一度ゆっくりをするために前から力づくで圧し掛かった。 れいむの目はもはや尋常ならざる光を宿していた。 興奮したれいむの碌に洗う暇も無くて汚れきった体を餡汁が瞬く間にねちょねちょにした。 「はぁはぁはぁ…まりさぁああ!れいむきもちいいよおおおおお!!」 「れ゛い゛む゛はま゛り゛さ゛じゃだいよおお!!おがあざんやべでえええ!!!」 子れいむにはれいむが何故こんな行為に及ぶのか理解できなかった。 行為の意味自体は知っていた、しかしだからこそ親子でこんな行為をしていいはずがないと思う倫理観が子れいむにはあった。 そんな子れいむの気持ちを無視してれいむは餡子汁と泥でべたべたになった体を偏執的なまでに子れいむにこすり付けた。 「やだやだやだあああ!!!」 子れいむは必死に体を振ってイヤイヤをするが子どもの体では体格の大きい大人のれいむを振り払うことは出来ない。 れいむは子れいむの口から底にかけてをぺろぺろと丹念に舐め始めた。 「まりさ…まりさのまむまむぅ…!」 「ぞんな゛どごなめぢゃだめな゛のおおお!!」 嫌がる子れいむだったがその底付近からは餡子汁がだんだんと漏れ始め 息を荒くして顔を赤く染めていた。 「ゆぇっぷにゅう!?」 「むちゅ…んっちゅぅ…」 吐き気を催して思わず開いた口にれいむの舌がぬるりと進入した。 れいむはじゅるじゅると餡唾を飲みながらさらに体をゆすり頬と頬をこすりつけ合わせる。 「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ…」 「ずぎゅ、ずっぎむぢゅぅぢだぐだいどに゛ぶっぢゅうううう!!!」 すっきりしたくないという子れいむの意思とは裏腹に二人の快感は高まっていった。 「すっきりー!」 「すっきりー!」 そして二人は絶頂を迎えた。 「まりさ、もういくよ もっとすっきりしたいけどここはゆっくりできないばしょだからはやくいかないと」 「………どう…じで…」 子れいむはれいむに引っ張られるまま虚ろな瞳で空を見つめていた。 その時ドン、と音がしたかと思うとれいむの体を蔓で編んだネットが捕らえていた。 子れいむは呆然とその光景を眺めていた。 「ゆ!?なにするの?ゆっくりでれないよ、はやくだして!」 「ゆっくりできないゆっくりになっちゃったみたいだね、れいむ」 二人の行為をずっと隠れ見ていたのか茂みの奥から黒い影が現れた。 黒い帽子に金髪の髪、その姿はれいむの思い描くまりさと瓜二つだったが決定的に何かが違った。 「ゴミクズ…」 そう、それは永夜緩居で死んだはずのゆっくりまりさのゴミクズだった。 「まりさにはじちょうしてねっていってたくせにはげしいすっきりだったね」 「うるさいよ!れいむはまりさといっぱいかわいいあかちゃんつくるんだよ! それをかってにみてるえっちなゴミクズのほうがゆっくりできてないよ! ゴミクズはゆっくりでていってね!」 れいむは行為を盗み見されたことに怒ってまりさを口汚く罵った。 「ふーん、まあどうでもいいよ、まりさはぱちゅりーのかたきをうつだけだから」 その言葉を聞いてれいむははっとした。 こいつが、れいむ達を付回してれいむとまりさの子ども達を殺していたのだと気付いた。 それもぱちゅりーが死んでしまったという八つ当たりに等しい理由でだ。 「ゴミクズぅぅぅぅぅううう!!よ゛ぐもれ゛いむ゛とま゛り゛さ゛のこども゛ぉををおおおおおおお!!!」 れいむはネットの中で暴れるが皮が痛むばかりでネットは自力では外せそうになかった。 「れいむ、わるいけどこっちにゆっくりきてね」 「ゆ…」 そう言うとまりさは子れいむのリボンを咥えるとそれを手綱の様に引っ張って子れいむを傍らに寄せた。 子れいむは何も反抗しようとしなかった。 「れ゛い゛む゛の゛ま゛りざにざわ゛ら゛な゛いでねええええええええええええええええ!!!!」 まりさに連れて行かれるということがどういうことなのか、れいむにははっきりとわかっていた。 れいむは餡子汁を顔中から垂れ流して懇願したが子れいむでさえその言葉を聞き入れようとはしなかった。 まりさは憐れそうにれいむの方を見ると隠し持っていた先を尖らせた木の枝をぺっと吐き出してれいむの方に投げた。 「子れいむをたすけたかったらそれであみをきっておってきてね」 そう言うとまりさは茂みの奥へと消えていった。 れいむがネットを切り裂いてまりさ達を追った先には枯葉の絨毯が敷き詰められた少し開けた場所があった。 「ゴミクズ…」 れいむは憎しみの全てをこめてまりさをそう呼んだ。 「ひさしぶり、ゆっくりしていってねれいむ」 まりさの瞳には最初に会ったときのような光は無くただただドブ川のようにどす黒いものが渦巻いていた。 「まりさを…わたしのまりさをどこにやったの?」 れいむは辺りを見回しながら言った。 まりさは怪訝な顔をした。 「あれはまりさじゃなくてれいむだよ まあそれはどうでもいいよ、れいむがまりさをころせたらおしえてあげるよ ぱちゅりーをころしたときみたいにやればかんたんだよね?」 その恨みったらしい言い草にれいむは苛立った。 「まだそんなことをいっているの、このゴミクズが れいむ達は…だれよりもいきるためにいっしょうけんめいだったのに… そんなりゆうでみんなをころしたんだね やっぱりおまえはゴミクズだよ!ゆっくりできないゴミクズだよ!!」 れいむは最大限の侮蔑と軽蔑をこめて吐き捨てた。 まりさはこれ以上の言い争いは無駄だというかのようにれいむに向かってきのこを投げた。 「そのきのこはもうどくで、ぺろぺろしただけでもゆっくりできなくなるよ さっきわたしたきのえだのさきにさしてぬけば…わかるよね」 れいむはまりさの方から目は離さずに念のために持ってきていたその枝をきのこに刺した。 まりさも同じように木の枝を取り出してきのこに突き刺す。 数瞬の沈黙があった後両者は同時に木の枝をきのこから抜いて、それが開始の合図となった。 「ゆっおおおおお!!!」 口に咥えた木の枝でれいむは勇猛果敢にまりさに向かって突きを繰り出す。 まりさはあとずさりながら突きを受け流し防戦に徹した。 木の枝が空を斬りお互いの間の空間が歪んだように見えた。 死闘は続いたが、まりさはろくに反撃も出来ないままで葉っぱで埋まった木の洞の前に追い詰められた。 「もうにげられないよおおおおおおおおお!!!」 「……」 「ゆっくり、しねえええええええええ!!!」 これで終わりだとばかりにれいむは木の枝を引くとまりさに向かって必殺の突きを繰り出した。 『ゆぐぅ!?』 ブスリ、と木の枝がまりさを貫通してまりさは木の洞の中に押し込まれた。 「はぁ…はぁ…」 確かすぎる手ごたえを感じてれいむは木の枝を口から離した。 「はやく…はやくれいむのまりさのばしょをおしえてね!」 れいむの問いにまりさはにやりと笑うと目で後ろを指し示した。 れいむの中を悪寒が走った。 確かすぎる手ごたえ、れいむには最悪の予想が見えてしまった。 れいむは慌ててまりさを退かす、刺さっていた木の枝がボキンと折れた。 舌を使って洞の中の木の葉を掻き分ける。 そのすぐ下に、まりさを貫通した木の枝に刺された子れいむが居た。 「あ、あああ…」 れいむは愕然としてその姿を見つめた。 小さなからだの子れいむは致死性の毒が周り次の瞬間には死んでしまうであろうことは明らかだった。 「ぉかぁ…さ…ん…」 「まりさあああああああああああああああああああああああ!?」 子れいむの頬を涙が伝ったかと思うと子れいむは息を引き取った。 「ゆ…ゆふふふふふっふふふふふふうふ…」 れいむは笑い出した。 遂にまりさとの繋がりは完全に断たれ、一人ぼっちになったのだ。 もうれいむには何のために生きて良いのかわからなかった。 「どう、だった…まりさのしかけ…」 まりさは持ち前の体力で毒の効果からなんとか持たせているようだったが死は時間の問題だった。 それを理解した上で遺言のようにうわ言をつぶやく。 「さいしょにつるしたこどもも、つるでくちをしばっておしゃべりもできなくしてあったけど、いきてたんだよ しんだのは、れいむがつるをきってから…」 まりさはれいむにたいしてこの上なく恐ろしいことを言い出した。 れいむはピタリと笑うのをやめて青ざめてまりさの言葉を聴いた。 「つぎのこは、れいむのみてたとおり れいむにむかってなげたふたりも、ちゃんといきてたんだよ… れいむが、うけとめてあげてたらしななかったのにね…」 れいむは諤諤と震えだす。 「そのこは、だれがみてもかんたんだよね」 まりさは木の洞の中の子れいむを見た。 「れいむがころしたんだよ」 「も゛う゛やべでえええええええええええ!!!!」 遂に耐え切れなくなったれいむは半狂乱で悲鳴を上げる。 れいむの目からは餡子がそのまま流れ出していた。 人で言うなら血涙であろうか。 「ぱちゅりーだけれいむにころされるなんてゆるせない、だから、だからみんなれいむにゴフッ! ころさせてやったんだよ!ざまあみてね!まりさがゴミクズなら、こどもをぜんぶころしちゃったれいむはもっとゴミクズだよ! うふふふふふふふふふふふふふふ…」 「うわああああああああああ!!!!」 れいむは木の枝を咥えるとまりさに向かって突き刺した。 「ゆぐっ…、うふふ…、やっぱり、こんなことしてもぱちゅりーはわらってくれないね…」 まりさは餡子を吐きながら、空を見つめていた。 きっとその先にはぱちゅりーが見えているのだろう、死の淵にあって穏やかな顔をしていた。 「ゆっくりできなくて、ごめんね…」 とてもすまなそうにそう言うとまりさは息を引き取った。 「れいむが…れいむが子どもを…れいむが…れいむが…れいむが…まりさ…まりさ…まりさが…」 れいむは、自らまりさとの繋がりを全て断ってしまったことに気付かされ、その罪深さに絶望に打ちひしがれた。 「う゛わ゛あああああああ!ま゛りさ!いっじょにゆ゛っくりし゛てよ゛おおおおおお!まり゛さ゛ああ゛あああ゛あ゛ああ!! ゆ゛あああああわあああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!! ま゛り゛ざあああああああ!!!ゆ゛ぎゃあああああああああああ!ゆ゛ぎゃあああああああああ!!!!」 れいむは木の幹に向かって何度も何度もぶつかった。 そのうちに頭からは餡子が流れだし、口許にまでとろりと流れた。 その時、自分の命の味を味わいながられいむはふと気付いた。 「そうだ…まりさ…まりさはまだいる…」 それに気付き、れいむは笑い出した。 「れいむ!れいむがいるよ!まりさがいのちをかけてまもってくれたれいむがいるよ! れいむのいのちがなくならないならまりさともずっとつながってる! やったよ!やったよまりさ!あははははは!いっしょにゆっくりしようね!ゆっくりしようね!」 れいむはけたたましく笑い続けた。 もはや支離滅裂の狂気の理論としか言いようが無いが実際れいむは狂っているのだからしかたの無いことだった。 ただ、そのけたたましい笑い声は永夜緩居から追ってきた物を呼び覚ましてしまった。 「ゴミクズ!ぱちゅりーはわらってくれなかったんだってね!ざまあみろ!れいむのまりさはわらってくれたよ! やっぱりおまえがゴミクズ」 れいむがまりさの顔を覗き込んで勝利宣言をしている最中、まりさの頬がぐぐっと膨らんだ。 「ゆ?」 れいむが不思議に思ってそこを覗き込むと頬を突き破り、何かが現れてれいむの体を突き刺した。 「ゆぎゅぅぅぅう!?な゛ん゛な゛の゛おおおお!?ゆっぐりでぎだよおおお!?」 それはまりさの体の中にずっと潜んでいたカブト虫だった。 永夜緩居を出る時からずっとまりさの体の中に住んでいたのだ。 そんな習性はカブト虫には無いが、永夜緩居の狂った虫達は一匹たりとも永夜緩居から獲物を逃すつもりはなかった。 カブト虫は、その角でれいむの体を抉りながら甘い餡汁をぺろぺろと舐めた。 「やべ、やべでええええ!!!」 まりさの頬からは次々とカブト虫が現れ、れいむの体を抉っていった。 抵抗しようにもここまで戦い続けてきたれいむにはもはや抗う力など残っていなかった。 ただただゆっくりと食べられていくだけである。 「やべでえええ!!!れ゛い゛む゛ばっ!れ゛い゛む゛ばいぎなぎゃだめなのおお!! れ゛い゛む゛がぢんだらま゛り゛ざがああ!!!ま゛り゛ざがいなぐなっぢゃううううう!!! やべでええええ!れ゛い゛む゛ぢんだらだめ゛な゛の゛にいいいい!!! ま゛り゛ざま゛り゛ざあああああああああああ!!!!」 れいむの断末魔が森に木霊する。 新たに生きる意味を見つけたばかりでれいむはゆっくりと食べられ死んでいった。 いっそ新たに生きる意味を見つけずに後ろからカブト虫に突き刺されて 殺されていたらこうも無念を感じることはなかっただろうに無残なことだ。 これで、この度永夜緩居に挑んだものは全て永夜緩居に呑まれた。 永夜緩居の秘密を漏らす者は無し。 永夜緩居― ゴミクズ このSSに感想を付ける
https://w.atwiki.jp/rebootcamp/pages/72.html
Guerrilla gardening http //en.wikipedia.org/wiki/Guerrilla_gardening 翻訳元を表記する 出典: en Guerrilla_gardening 2007-08-22Tより翻訳。 主な執筆者: Gywst, Quercusrobur, Hoovernj, NickW, Jolomo ほか。 Translation from en Guerrilla_gardening 2007-08-22T By Gywst, Quercusrobur, Hoovernj, NickW, Jolomo, et al. <翻訳中> 翻訳開始日0822 進捗状況 約20%ぐらい。(機械翻訳+少し手直し程度の訳) 赤字は、要調査、用語の確認箇所。 Guerrilla gardening thumb|right|Guerrilla gardeners planting vegetables in downtown [[Calgary.]] Guerrilla gardening is political gardening, a form of nonviolent direct action, primarily practiced by environmentalists. It is related to land rights, land reform, and permaculture. Activists take over ( squat ) an abandoned piece of land which they do not own to grow crops or plants. Guerrilla gardeners believe in re-considering land ownership in order to reclaim land from perceived neglect or misuse and assign a new purpose to it. ゲリラ・ガーデニングは、非暴力直接行動の一形式の「政治的な園芸活動」であり、主に環境保護主義者によって実践される。それは、土地権利、農地改革とパーマカルチャーに関連がある。アクティヴィストは、彼らが植物を収穫・栽培するために、所有しない土地の捨てられた一画を(「スクワットする」)乗っ取りし、引き継ぐ。ゲリラ・ガーデナーは、放置または誤使用されていると気づいた土地を再生して、新しい目的を割り当てるために土地所有を再考することに価値を認めている。 Some guerrilla gardeners carry out their actions at night, in relative secrecy, to sow and tend a new vegetable patch or flower garden. Others work more openly, seeking to engage with members of the local community, as illustrated in the examples that follow. It has grown into a form of proactive activism or pro-activism. 新しい野菜畑、花壇に種を蒔き世話をするために、一部のゲリラ・ガーデナーは、相対的に秘密のうちに、彼らの行動を夜に遂行する。他のグループは、あとの例で説明されるように、地元のコミュニティのメンバーとつき合おうとして、より公然と作業を行う。それは、先取りした、事前に対策を講じるアクティヴィズムまたはプロ-アクティヴィズムの形態になった。 History The earliest record of the term Guerilla gardening being used was by Liz Christy and her Green Guerilla group in 1973 in the Bowery Houston area of New York. They transformed a derelict private lot into a garden. Thirty five years on the space is beautiful, is still cared for by volunteers but now enjoys the protection of the city s parks department. Guerilla gardening of this form - that is gardening on someone else s land without permission - has been around for centuries, there is even a reference to it in the bible. Two celebrated guerilla gardeners, active prior to the coining of the term, were Gerald Winstanley and The Diggers in Surrey England (1649) and John Appleseed Chapman in Ohio USA (1801). 歴史 「ゲリラ・ガーデニング」という言葉が一番最初に使われ始めたのは、1973年に、ニューヨークのバワリー街ヒューストン地域で、リズ・クリスティと彼女のグリーン・ゲリラ・グループであるとの記録がある。彼らは、遺棄された個人の土地を庭に変えた。この場所の35年は美しく、ボランティアによってまだ世話をを受けつづけたが、現在では、都市の公園開発部の保護を享受している。この形式のゲリラ・ガーデニング - つまり許可のない他の誰かの土地の上のガーデニング - これは、何世紀もの間あり、聖書のなかにその言及さえある。(用語を造り出す前から活発な)2人の有名なゲリラ・ガーデナーは、ジェラルド・ウィンスタンリーとのサリー・イングランドの坑夫(1649)とオハイオUSA(1801)のジョン・ アプルスィード ・チャップマンでした。 Guerilla gardening is happening all over the world. In Northern Utah apple trees commonly grow along the banks of canals. Asparagus grows along the smaller ditch banks. Many of these plants were seeded 150 years ago by the workers who dug the canals, by burying their lunch apple core in the freshly dug soil, or by surreptitiously spreading seeds along a new ditchbank. Guerrilla gardening continues today as individuals secretly plant fruit trees, edible perennials, and flowers in parks, along bike trails, etc. Some guerrilla gardeners do so for the purpose of providing food. For example the Tacamiche banana plantation workers illegally grew vegetables on the abandoned plantation land rather than leave with the plant s closure in 1995. ゲリラ・ガーデニングは、世界中で起こっている。ユタ北部では、リンゴの木が運河の岸に沿って、公共的に成長する。アスパラガスがそれより小さな水路の土手に沿って成長する。これらの工場の多くは、運河を掘った労働者によって、彼らの昼食リンゴの芯を新たに掘られた土に埋めることによって、または、新しい水路の土手に沿ってこっそりと種を広げることによって 150年前種を蒔かれた。個人がひそかに果樹、食用の多年生植物と花を公園、自転車コースなどに植え付けて、ゲリラ・ガーデニングは今日も継続している。一部のゲリラ・ガーデナーは食物を提供する目的でそれを行う。たとえば、Tacamicheバナナ農園労働者は、1995年に植物園の閉鎖によって立ち去るよりはむしろ、捨てられたプランテーション用地で野菜を不法に栽培した。 The term guerilla gardening is applied by some quite loosely to describe different forms of radical gardening. This includes gardening as an entirely political gesture rather than one with genuine horticultural ambition - the most famous of which is probably the London May Day protest in 2000 when no long term garden was expected to take root. Guerilla gardening has also been used by a number of writers to give a radical edge to their gardening books. One of these is a book titled Guerrilla Gardening was published in 1983 by John F. Adams aimed at encouraging amateur gardeners to grow heirloom varieties that are not the result of corporate hybridization. Another was a book by Barbara Pallenberg called Guerrilla Gardening which instructed how to make a garden on a small budget. David Tracey s 2007 book Guerilla Gardening A Manuelfesto outlines a vision for and manual of gardening in public space, but describes guerilla gardening as gardening public space with or without permission , a definition so inclusive it makes the word guerilla meaningless and belittles those who take risks cultivating waste ground without the law on their side. ゲリラ・ガーデニングという言葉は、『ラディカル』ガーデニングの異なる形を記述するために、全くゆるくいくつかによって適用されます。これは、本物の園芸野心をもつものよりむしろまったく政治的なジェスチャーとして、ガーデニングを含みます - 長期庭が根づくことになっていなかったとき、どちらが多分ロンドンのメーデーであるだろうか、最も有名なものは2000年に抗議します。ゲリラ・ガーデニングが、彼らの庭造り本に根本的な端を与えるために、何人かの作家によっても使われました。これらのうちの1つは、肩書のある「ゲリラ・ガーデニング」がそうであった本ですアマチュア庭師が会社交雑の結果でない家宝の種類を栽培するのを奨励することを目的とするジョンF・アダムズによる1983年に出版します。もう一つは、小さな予算に関して庭に着く方法に指示した ゲリラ・ガーデニングと呼ばれているバーバラPallenbergによる本でした。デイビッドトレイシーは「ゲリラ・ガーデニングg A Manuelfesto」が展望を概説する2007冊の本と公共の場の庭造りのマニュアルであるが、ゲリラ庭造りを「許可の有無にかかわらない庭造り公共の場」と言います。そして、定義がそれが語ゲリラを意味がなくして、彼らの側で法律なしで荒廃した地面を耕している危険を冒す人々を過小評価するように含んでいます。 Examples Pure Genius!! One high-profile example of guerrilla gardening took place in May 1996, when about 500 activists affiliated with The Land is Ours, including the journalist George Monbiot, occupied 13 acres of derelict land belonging to the Guinness company on the banks of the River Thames in Wandsworth, south London. Their action aimed to highlight what they described as the appalling misuse of urban land, the lack of provision of affordable housing and the deterioration of the urban environment . 例 純粋な才能!! A community grew up on the site called Pure Genius!! (named after the Guinness advertising slogan). They lived there for five and a half months before being evicted. Pure Genius land squat, Wandsworth, London, 1996 ゲリラ・ガーデニングの1つの注目を集める例が1996年5月に起こりました。そのとき、加わられる500人の活動家について、ランドはジャーナリストジョージMonbiotを含むOursです。そして、ウォンズワース(南ロンドン)のテムズ川の岸でギネス会社に属している遺棄された土地の13エーカー占められました。彼らの行動は、彼らが「都市土地のぞっとするような不正使用、入手可能な住宅の供給の欠如と都市環境の悪化」と言ったものをハイライトしようとしました。 コミュニティは、「純粋なGeniusと呼ばれて、現場で成長しました!!「(スローガンを広告しているギネスの名をとって名づけられる)。彼らは、追い出される前に、5ヵ月半の間そこで生きました。[1] Have på en nat Later in Juli 1, 1996 Have på en nat (en Garden in a night) was made by the Danish Økologiske Igangsættere (en Organic starters). An empty piece of land in the middle of the city at Guldbergsgade in Nørrebro, Copenhagen Denmark was transformed to a garden in a single night. About 1000 people took part in the project. Have på en nat ジュリ1の後期に、1996のHave på en nat(英語:夜の庭園)、デンマーク語[[kologiske Igangs ttere]]によって作られました(英語:有機的なスターター)。 NørrebroのGuldbergsgadeの都市の中央の土地の空の一画、コペンハーゲンデンマークは、一つの夜に庭に変わりました。およそ1000人は、プロジェクトに参加しました。 Mayday 2000 On May day 2000, Reclaim the Streets organised a mass guerrilla gardening action in Parliament Square, London. After a carnivalesquecarnivalesque procession with a samba band, and a Critical Mass bike ride from Hyde Park, thousands of guerrilla gardeners occupied the square and planted vegetables and flowers. A maypole was erected around which many of the gardeners danced. Banners hung in the square reading Resistance is Fertile (a pun on futile ), Let London Sprout , Capitalism is Pants , and The Earth is a Common Treasury for All, the latter being a quote from the seventeenth century Digger Gerrard Winstanley. 2000年のメーデーに、リクレイム・ザ・ストリーツがロンドンのパーラメント・スクエアで、大規模なゲリラ・ガーデニング・アクションを組織した。サンバ・バンドをもつカーニバル風の行列とハイドパークからのクリティカル・マス自転車ドライブの後、何千ものゲリラ・ガーデナーはスクエアを占拠して、野菜と花を植えた。メイポールが、多くの踊るガーデナー達のまわりに立てられた。スクエアには旗がかかげられた。『Resistance is Fertile ・ 抵抗は、肥沃・多産である』( futile =「役に立たない」、「無駄な」にかけた洒落)、『ロンドンを発芽させろ』、『資本主義はパンツだ』、そして、『地球はすべての者の公共財だ』、これは、17世紀の坑夫 G・ウィンスタンリーの言葉からの引用。 An Indymedia public access terminal was set up in the new allotment, and the statue of Winston Churchill was given a green turf mohican. The perpetrator (an ex British solider) was fined for his vandalism of the Churchill statue and the great big mess that the protest caused was cleared away at great tax payers expense.London Mayday 2000 pages on Urban 75 インディ・メディアのパブリック・アクセス・ターミナルは新しい割当てでセットアップされました、そして、ウィンストン・チャーチルの像は緑の芝mohicanを与えられました。犯人(より確実な前の英語)はチャーチル像の彼の破壊に対して罰金を科されました、そして、抗議が引き起こした大きな大きい混乱は大きな納税者出費で片づけられました。[2] Leaf Street Community Garden Leaf Street is an acre of land in Hulme, Manchester, England that was once an urban street until turfed over by Manchester City Council. Local people, facilitated by Manchester Permaculture Group, took direct action in turning the site into a thriving community garden. リーフ・ストリートは、ハルム、マンチェスター、マンチェスターシティー会議によってもう一度芝生でおおわれるまで、かつて都市部の街路であったイングランドの1エーカーの土地です。地元の人々(マンチェスターPermacultureグループによって容易にされる)は、繁栄するコミュニティ庭園にサイトをめくって、直接行動を理解しました。 Further reading 更なる読書 Tracey, D. 2007. Guerrilla Gardening A Manualfesto. New Society Publishers. http //www.newsociety.com/bookid/3945 ISBN 9780865715837 Lamborn, P., and Weinberg, B. (Eds.), (1999), Avant Gardening Ecological Struggle in The City and The World. Autonomedia. ISBN 1-57027-092-9 See also The Diggers Food security Seed Bomb Seed ball Toronto Public Space Committee Flash mob, Smart mob Anarchism Pro-activism Situationism Hakim Bey, political writer, poet, and self-described anarchist ontologist Temporary Autonomous Zone and Pirate Utopia Johnny Appleseed The Man Who Planted Trees References External links “Guerrilla Gardening A Manualfesto” GuerrillaGardening.org- The global forum for guerrilla gardeners Blind Guerrilla Gardener An inspirational short film about a blind guerrilla gardener in London Allotmenteering Reflections on Guerilla Gardening and Allotmenteering Moss Graffiti How to make moss graffiti Regional Posterchild Guerrilla Gardening by Posterchild in Toronto Toronto Guerilla Gardening - Organized by the Toronto Public Space Committee Primal Seeds on Guerilla Gardening (based in London) Gruenewelle.org- Guerrilla gardening in Berlin, Germany Brussels Farmer Guerrilla gardening in Brussels Belgium Green Guerillas Supporting community gardening in New York
https://w.atwiki.jp/watashiga/pages/36.html
谷川作品おなじみのパロディなど元ネタ集 第1巻 第2巻 第1巻 第2巻